活動記録
 
 
     
  駿河湾根魚釣りレポート  
石川慶一郎(62年卒)
12名参加し、今回は中深場に挑戦しました。 期待高める前夜の小宴会
 
11月26日(土)、駿河湾石花海(せのうみ)の根魚釣りが開催されました。
例年どおり、前夜、清水のホテル入船館に集まり、宴会後、早めに床に就きました。
翌朝4時にホテルのすぐ前の岸壁に移動、「シンセイ丸」に乗り込みます。危惧されていた前日までの台風も抜け晴天に恵まれ、波もだいぶおさまってまずまずのコンディションです。
船は午前4時半に港を出ると、1時間半ほどゆっくり走って駿河湾中央の浅瀬・石花海に到着しました。
 
駿河湾の釣りは、この景色も楽しみです。 朝一は、絶品!のムツ狙い
 
まずは150号おもりの胴突き仕掛けでムツを狙います。水深230mほどでしたが、潮がぶっ飛んでいて、ラインがあっという間に300mも出てしまいます。慣れない深海釣りで底立ちがわからない人続出、おまけに二枚潮のため、隣や裏とのオマツリや三者祭り続出、仕掛けを消耗するばかりで、さっぱり釣りになりません。
船中でムツや小ぶりのメダイなどが少し上がりましたが、きびしいムツ釣りとなりました。

船長は2時間ほどでムツ釣りを諦め、オニカサゴ釣りに移動しました。オニカサゴは底魚なので、天秤に150号オモリ、吹き流しの2〜3本針仕掛けを使います。
水深150mほどですが、ここも潮が速く、船が流されてあっという間に水深が変わるので、まめに底を取り直さなければなりません。そして、オニカサゴにアピールするよう、ゆっくりと竿をあおって仕掛けを動かし誘います。
私は、幸運にもオニカサゴ3尾、ウッカリカサゴ1尾、ユメカサゴ1尾をゲットできました。
 
速い潮に苦戦しましたが、鬼カサゴはソコソコの型
 
ところで今回は、目を覆うような痛々しいトラブルが発生してしまいました。矢ケ崎先輩が、何とオニカサゴ仕掛けで指を釣ってしまったのです。
痛たたた〜!しかもカエシのついた針先が親指の腹を見事に貫通しています。
そんなときは、針を切断して抜くのが最良の方法なのですが、オニカサゴ用の太いムツ針はペンチでは容易に切れません。
そこで、船長が近くの僚船に連絡してニッパーを貸してもらい、ようやく針を切断することができました。
3mくらいまでの短い仕掛けの場合、安全のため、先に仕掛けを海に入れてから、竿でオモリを吊ってゆっくり投入するべきなのですが、先輩は150号オモリを先に放り投げていたため、船の中に残っていた仕掛けで指を釣ってしまったようです。みなさまも十分お気をつけてくださいませ。

結局、12時前の沖上がりまでオニカサゴを狙いましたが、活性が高くなかったようで、残念ながらオニカサゴの釣果に恵まれなかった人もおられたようです。

 

     
 

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