活動記録
 
 
     
  第6次モンゴル遠征釣行記  
■帰路、終わりよければすべてよし
9月10日(火) 夜は寒く、朝起きると一面霜。ペットボトルの水も凍っている。太陽が出てテントの夜露が乾いたところでテントを撤収し帰途に就く。 途中チンギスハーンが隠れ雪景色となっているボハンハットン山を見て、途中の橋の検問所のおばさんに残りの羊や野菜をあげ、羊の皮は途中の道端で買い取りしているので4000トグリグ(240円)で売却しながらウランバートルへ無事戻る。
夕食は日本料理店でてんぷら定食等いただく。その場に今回お世話になったアイリスツアーズのニンジンさんやエグ川のロッジのオーナーのチンバツさんが参加し、次回の情報交換を行う。
 
9月11日(水) 帰国の日。空港でチェックインを済ませ飛行機に搭乗すると何と全員ビジネスクラスとなっている。何故か理由は不明である。ニンジンさんが手を回したとか、たまたま同乗したモンゴル首相の警備の影響とか。

ビジネスクラスのゆったりしたシートに座り、ウェルカムドリンクを味わいながら11日間の釣行を思い出す。オードブルも出てきた。またワインが進む。すばらしい釣行だった。
現役時代の合宿にも匹敵するほど厳しいこともあった。

  「終わり良ければすべてよし・・・」

時間が経過するほどに体が自然に溶け込み、暖かくモンゴルに包まれていく何とも言えない穏やかで安らぎのある気持ちを十二分に味わった。目的の川に行けなかったが悔しくもない。タイメンは次に預けておこう。  もう一杯ワインを!

 
 

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