活動記録
 
 
     
  再開! 亘理のヒラメ釣り  
井上 健次(60年卒)
きくしん丸船宿前で集合写真 大型がダブルヒット、亘理沖は今年も活況!
 
9月11日から12日に亘理のヒラメ釣りが3年ぶりに実施されました。今回参加してきましたので報告させていただきます。
今までOB会報の釣行報告記事を見させていただいていつか行きたいと思いつつ、仕事の都合などもありなかなか参加できず、そこに新型コロナの影響で企画自体が2年続いて中止となり待ちに待った企画の再開でした。
しかしながら、いうまでもなくヒラメ釣りは天候に左右されます。今年は台風の発生も多く天候が不安定で実施日の直近まで矢ヶ崎会長と現地の岩佐さんが出船の可否の確認、中止となった場合の宿のキャンセル料のネゴなどに尽力してくださいました。
前回までの亘理のヒラメ釣りは1日目は午後船、2日目は午前船と2日ともに釣りが出来たとのことですが、今回からは午後船がなくなり2日目の午前船のみの釣りとなりました。
9月11日はわたり温泉「鳥の海」で宿泊。夕食時に今回の参加者14名が集合し乗船料の集金、チェックアウトから明日の朝の段取りの説明がなされ、久しぶりの再会に話は盛り上がりましたが定刻に終了。翌日に備え早めの就寝です。
 
幹事、お疲れさまでした。 ヒラメで〜す。 大満足の60cm!
 
 9月12日朝4時。すでに「きくしん丸」の受付には我々を含め一般の釣り客でごった返していました。我々の貸切船を含め計3隻での出船とのこと。
釣り座は昨晩くじで決めており、各自準備をして4時半出船。私の席はトモから2番目。隣の増田さんに亘理のヒラメの話を聞かせてもらいながら約1時間かけてポイントに到着。
私が生まれた頃にに卒業した先輩と一緒に釣りができるのもOB会の釣りのいいところです。
さて、矢ヶ崎会長、岩佐さんのご苦労の甲斐があり、波も風も穏やかで絶好の釣り日和となりました。加えてきくしん丸HPの釣果情報は前日も数、型ともに絶好調で、期待は否応にも高まります。
 
第1弾のエサが各自の足下に配られ、期待の第1投。とはいっても実は私はヒラメに関してはズブの素人。ネットなどで一通りの釣り方は予習しているもののイワシの付け方や合わせるタイミングなど不安だらけです。
そこで新型コロナの濃厚接触者になってしまい参加できなかった村上さんに、イワシを弱らせない針の付け方を相談して今回の釣行に臨みました。「亘理のヒラメはでかいので、イワシに一気に食い付くから針は親針のみをいわしの上あごに掛ければOK。40も待たなくても食い込めばOK。」貴重なアドバイスです。
さて、投入後棚の取り直しを何回もしますが反応はありません。
ミヨシ側の矢ヶ崎さん、鎌田さん、廣田さん周りでは頻繁にタモが入っているのに、トモ側の席はイマイチ盛り上がりに欠けています。釣り座が悪いのか?
しばらくしてようやく私にもアタリがあり、合わせてみても針掛りしません。その後もアタリに合わせてもエサだけ無くなっていたりと、なかなか型を見ることができません。
 
期待どおりの東北亘理。竿頭は13枚の廣田さん 次頭は12枚の鎌田さん
 
気分転換に廻りの人の状況を聞いて廻ると、多い人ですでに5〜6枚、少ない人でも2〜3枚上げています。このままではやばい、どうする。アタリがあるのに掛からない。無い知恵を絞ります。ここは基本に戻ってイワシが早く弱るのは仕方無いとして孫針を腹びれ付近に掛けてみることにしました。またすぐにアワセるのも止め大きく食い込むまでじっと待つ、こちらも基本どおりとしました。
そうしてようやく1枚が上がりました。サイズは50cm弱程度でしたが、私に取っては記念すべき十分大きなサイズのヒラメでした。
そこからはヒラメと一進一退の攻防となりました。エサをとられるときと、アワセが合うときとで半々くらいでしょうか。釣れるとやはり釣りは楽しいものです。時間はあっという間に過ぎていき、船長から残り10分のアナウンスです。エサは今海中にいるのと、足下の桶の1匹で最後です。
 
しばらくするとアタリがあり、じっと待ちましたが強い引き込みもなく終了。仕掛けを回収するとエサは取られています。
最後のエサを付けて投入すると、すぐにアタリがきました。もう時間もエサもありません。最後のチャンスです。大事に行こう。早合わせ厳禁。じっと食い込むのを待ちました。
食い込みに合わせた。乗った。電動リールを巻き始めましたが今までとは違います。重い。強い引きに電動リールがときどき止まりそうになります。
ようやく水面に上がってきました。でかい。船長が走ってきてタモで掬ってくれました。
73cm、3.7kgの私にとっての“巨大ヒラメ”との対面の瞬間です。 
 
刺身、昆布締め、煮付け、、食べごろサイズ 筆者の73cm3.7K。船中最大サイズでした。
 
今回は大物は少なく食べて美味しい50cm前後のサイズが多かったようです。
数では多い人で12〜13枚、大体皆さん5枚前後で久しぶりの亘理の釣りを楽しむことができたようです。
最後に幹事をしてくださった矢ヶ崎会長を始め、この亘理のヒラメ釣行を過去からずっと支えてくださった皆様方に感謝を申し上げます。

 

     
 

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