活動記録 
 
 

    

      　
      　
      　
    

    

      　
      
        東京湾のテンヤ太刀魚
      　
    

    

      
      井　宏元（Ｈ６卒）
      
    

    

      
      
      
      
      
      
    

    

      
      筆者に期待通りのドラゴン、１２４ｃｍ
      
      
      
      この日の最大は１３１ｃｍ
      
    

    

      
       

      10月8日（土）に東京湾太刀魚（金沢八景：久保弘丸）のイベントに参加したので報告します。

      私自身の太刀魚との付き合いは、かれこれ１５年以上になるでしょうか。「村越正海のタチウオジギング教室」に参加してからは、その魅力、ゲーム性と刺身の旨さにとりつかれ、ジギングにハマりつつ、餌釣りの面白さにも目覚め、電動リールを購入したのも太刀魚が動機となっており、思い入れのある釣りになっています。

      　

      今回はテンヤに初挑戦。テンヤ釣りに興味を持ったのは、６月の釣魚会のイサキ釣りで、車での移動の車中で高橋君（R3卒）と太刀魚談議で盛り上がったのがきっかけ。テンヤは関西が主流ですが、関東ではここ２～３年でものすごいブーム。仕掛けたのはあのダイワ。ドラゴン級が混じるのと、餌釣りとルアー釣りのいいとこどりなのが魅力なこともあり、挑戦意欲が発動です。テンヤは「巨大ジグヘッドにライブベイトをつけたルアー釣り」と捉えると、釣れる勘所のイメージができたこともあり、LINEを通じて高橋君からアドバイスをもらいつつ、準備を入念に行いました。

      アドバイスは主に３つ。①専用ロッド、②大羽イワシ、③しゃくりのリズム　になります。

       
      		
    

    

      
      
      
      
       
       
    
 
    

      
      ドラゴンクラスは船中３本でした。
      
      
      テンヤのアベレージサイズです。 
       
    
 
    
 
       
       　

      
      ①専用ロッド：タチウオテンヤは「引っ掛ける釣り」なので、穂先の柔らかさと硬い胴が必要で、必然的に先調子の専用竿がMustアイテム。調子で言うと８：２が基本ですが、私も店頭でいろいろ触って調子を確認した結果、９：１に近い８：２を購入しました（LIGHTRADAR METAL Tachiuo190MH_40-100g：キャスティングで8,000円くらい）。
       
      
          
                
      ②大羽イワシ：諸説あるようですが東京湾に限っては大羽イワシが強いようです。高橋君もこの点を強調していました。餌を「捕食」モードで食ってくる以外に「何か」ある、まぁバス釣りでいう「威嚇」とか「反射」とかでしょうか？時には「捕食」よりもストロングになるパターンです。この大羽イワシ、大きさが２０cm以上でなかなか売ってません。入手に苦労しましたが、スーパーで売っている北海道産の日干し（３匹で２９８円）の半額品などを購入し冷凍ストックして備えました（＞２０匹以上）。この大羽イワシをテンヤにセットする方法はYouTube動画で研究。ルアー釣りの経験から、シンメトリーな見た目の美しさ（針の軸に対して左右対称、ヘッドとイワシの段差をなくす）を心がけ、ヘッドからの水流がイワシの尾ひれに伝わり魅力的な波動を生み出すイメージを心がけました。
      
      
         
               
      ③しゃくりのリズム：「釣れている人のリズムを再現する」これにつきます。基本的な動かし方やリズムはYouTube動画を見ながら、実際にロッドとリールを動かしながら、船べりを意識した立ち位置でのくりかえし練習。パターンは２つ。「Dトゥイッチ」と「ノンストップバイブレーション」。この二つを組み合わせると様々な組み合わせパターンができるので、まずはこの基本リズムを体に染み込ませるべく、毎晩のように動画を見ながらロッドとリールを動かし練習しました。
      
                
      		         
    
         
    
         
               
              
              
              
              
              
    
        
    
        
              
      天秤組はミヨシ側に陣取り、ツ抜け達成    
          
          
      天秤でも指4本と絶好調    
          
    
    
    
    
          
       
 
      当日の釣り座は、テンヤと天秤でトモとミヨシに分かれましたが、なんと参加者１２名のうち９名がテンヤ。皆さんチャレンジ意欲が旺盛ですね（笑）。
 
      開始は８時で指示棚は水深５０～６０m。Dトゥィッチのリズムで１投目から微妙なあたりが出たので即合わせ。が掛からない。合わせが早いのか？２投目も同じパターンで当たる。今度は一呼吸してからの合わせ。強烈な引き込みに耐えて何とか釣り上げる。テンヤでの初物は指４本サイズ。
 
      そんな調子で開始２時間で５本を達成。良いペース。しかもすべて指４本サイズで型がそろっている。
 
      う~ん！面白い。しかし１０時を過ぎると途端に当たらなくなる。
 
      
 
      ここで準備していたしゃくりパターンの引き出しをいろいろ試す。しゃくりの幅、速度、ステイ時間、をいろいろ試す中で、指示棚５０mで３０回定点でバイブレーションした後に、大きめのトゥイッチで大きく動かすと当たることを発見。あたりは食い上げで穂先のテンションが微妙に抜けるパターン。これを即合わせすると打率が良かった。
 
      　

      １１：３０にはものすごく小さな食い上げあたりを合わせるとこれまでにない強烈な引き込み。瞬時に「ドラゴン」の期待が高まる。水面でその大きさを見て圧倒されたが、呼吸を整えてなんとか取り込むと、期待通りの「ドラゴン」。指６本サイズで１２４cm。

       
      		
    

    

      
      
　

      		
    

    

      
      

       テンヤ初挑戦にしては出来すぎな展開に感動。この後もこのパターンが通用して、指５本サイズを追加、１４；３０の沖あがりまでポツポツとであったが、船長の「５０mに反応はバッチリ出てますよぉ～（あとは釣るだけですねぇ～）」の煽りのアナウンスでなんとかモチベーションと集中力を維持しました。

      釣果は１１匹。すべて指４本以上だったこともありクーラーは満タン。

      船中でもドラゴンは３本ほど上がっており皆さんと楽しいひと時を過ごせました。このような楽しい企画を行っていただいた、幹事の村上さんと馬場さんに感謝です。
      		
    

    

      
      　
      
    

    

      
        
　

    

    

      　
      　
      　
    

    

      　
        
        

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