活動記録
 
 
     
  駿河湾一泊釣行
〜 早朝タチウオ、アマダイのリレー釣り 〜
 
古賀 繁(46年卒)
世界遺産の「三保の松原&富士山」の絶景の中、高級魚「興津鯛」を狙いました。
 
12月16日(金)の夕刻に清水のベイホテル入船館に集合したのは、加藤(39)、白川(48)、村上(48)、上西(49)、水野(50)、石川(62)と古賀(46)の7名の諸兄。
幹事としてご尽力いただいた櫻田さんは業務多忙のため残念ながら参加できませんでした。また矢ケ崎兄は連日の忘年会がたたって風邪のためドタキャンとなりました。
打合せを兼ねた小宴会で、ホテルの社長兼シェフが太刀魚の自家製燻製と伴に登場。否応にも大漁の期待が高まったところで、社長曰く「今年は太刀魚が少なくて・・・。でも真鯛が良く釣れているし、皆さんが乗る天和丸の船長は良い場所を知っているから・・・」と何やら一抹の不安を感じさせるスタートとなりました。

早朝4時に出航、近場での太刀魚攻略が始まりました。さあ第一投とリールを見ると、前回の南房総釣行以来触っていなかったため、道糸がガイドから外れていて通すのに悪戦苦闘。ようやく未だ老眼にはなっていない石川さんに助けられて、皆さんに遅れること30分での開始となりました。石川さん、どうもありがとう。やはり、持つべきものは良き後輩と痛感した次第。
 
なかなか釣れず、南房総の二の舞かと思っていたとき、微かなあたりの様な反応で巻き上げると、太刀といっても小刀程度が一本かかっていました。ちゃんと針がかりはしていましたが、型が小さいせいか、強い引きもなく、少々期待外れの初物でしたが、何はともあれ、坊主は免れたのでひと安心。
夜明け前のため、周りの状況はつかみにくいものの、皆さんポツポツと釣れている様子。
 
前夜祭には釣り名人シェフも飛び入り参加
   シェフが釣ったタチウオの燻製
タチは大型不在。これがアベレージでした
40cmのアジ。三保ブランドらしい
 
期待を持たせて上がってきたカンパチ
 
少々小型ですが嬉しい一匹
 
夜明けまでの太刀魚との奮闘を終えて、場所を変えて甘鯛ではなく、真鯛に挑戦することになりました。
昨日のホテル社長によれば、最近は真鯛が豊漁とのことだったので、皆さん大いに期待をしてのチャレンジでしたが、全く反応なし。「昨日までは入れ食いだった」という釣りでは良くあるケース。
そうこうするうちに、同じ場所で甘鯛も狙えるとの船長の案内で、甘鯛に変更する人も。
私の右隣の上西さんが大型で美味しそうな甘鯛を釣り上げ。暫くしてから私も型は小さいものの、甘鯛をゲットして思わずニンマリ。
さあこれからと思っていた矢先、10時頃に沖あがりとなりました。当初は昼頃の納竿と聞いていたので、少々早すぎる幕引きとなりました。
       真鯛の豊漁情報に惑わされず、
       アマダイに専念して仕留めました
 
参加者最年長の加藤さんは、今回が電動リールの筆おろしで、来年の亘理ヒラメに向けての手ごたえを感じられたようです。
村上さんは、OB会報の写真を撮るので忙しく、釣りには専念できなかった様子。
石川さんは、船長もビックリするほどの太刀魚の釣果。
上西さんは、太刀魚のほかに型の良い甘鯛を釣り上げ、寒さに耐えた甲斐があったとのこと。
白川さんは、太刀魚、アジ、カイワリ、小ヒラメと魚種の多さで勝負。
今回の幹事役でご尽力いただいた水野さんは、型の良い太刀魚、カンパチ、アジ、カイワリとこの辺の海を知り尽くした成果でしたが、それでも「やはり赤が欲しかった」とのことです。

高級魚「興津鯛」には全員が恵まれた訳ではありませんが、素晴らしい天気と富士山の絶景、そして何よりも素晴らしい仲間に恵まれた楽しい一日でした。

     
 

ページ先頭へ

 
     
 



 

Copyright(c) KFC・OB会. All Rights Reserved.