活動記録
 
 
     
  南房総ヒラメ・ハタ釣行  
石川慶一郎(62年卒)
 
平成28年11月20日、南房乙浜「恵津丸」でのヒラメ・ハタ釣り会が参加10名にて行われました。
まずは19日午後5時、乙浜港前の民宿・南荘に集合し、恒例の宴会が始まりました。
例によって南荘の晩ご飯は豪華で、刺身盛合せ、キンメダイの煮付け、大エビのフライ、伊勢エビの味噌汁など、食卓を埋め尽くした料理に舌鼓を打ちました。
 
ぐっすり休んで翌朝、まだ真っ暗な外に出てみるとこの地にしては風は弱く、海のコンディションが良さそうでラッキー。船は港から20分ほどゆっくり沖に出て、水深40mほどのポイントからスタートしました。期待に胸をふくらませつつ、配られた活きイワシに親子針を装着し海底に送り込み、底を50pから1mほど切ってアタリを待ちます。船が流されて水深が変わるので、ときどき底を取り直します。針が岩礁に当たるのかゴツゴツッ、ん?アタリ?違う?で、結果はほかの方のラインとオマツリしていたり、パッとしません。
 
 
しかし、7時くらいになるとようやく船中でヒラメが上がり始めました。
私と同時に右隣の村上先輩の長竿にもアタリが来て、玉網に収まった食いしん坊なヒラメは両方の針をくわえていました。こんなときは、先に喰わせた人の獲物とするのが一般的です。このヒラメは、奥まで飲み込んでいた私の針が先喰いということで譲って頂きました(村上先輩、恐縮です)。
その後、申し訳ない気持ちで釣りを続けていたのですが、村上先輩にも無事ヒラメが釣れたのでホッと一安心できました。
 

日が高くなるにつれ波も徐々に穏やかになり、船は浅く岩礁のきついエリアを流すようになりました。
さらに頻繁に底を取り直し、エサのイワシが極力海底から離れないようにがんばっていると、30〜40pほどのアカハタがぼつぼつ釣れました。
最近、南房ではアカハタが多く見られます。昔は伊豆諸島のほうに行かないと居なかったように思いますが、海水の温暖化の影響でしょうか。
 

昼頃、エサのイワシも無くなり沖上がりとなりました。今回はアタリも遠くオデコの人が出てしまう少し寂しい結果となりましたが、大型ハタや青物までどんな大物が掛かるかわからない活きイワシでの釣りは、ロマンがあってみなさん楽しまれたと思います。
 
     
 

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