活動記録
 
 
     
  第7次モンゴル遠征釣行記  

■9月17日(土)〜18日(日) 帰路

早朝、ムルンに向けて出発する。
 
ムルン〜ウランバートル泊〜成田へ
19時のウランバートル行きの飛行機に間に合うよう朝7時、まだ暗い中キャンプを撤収、ムルンに向け出発。明日は飛行機は飛ばないので夕方必着だ。
ドライバーにムルン到着予定時間を聞く。が、
少しの雨で道は泥路に変わる、まとまった雨なら横断不可能な川となる。モンゴルのドライバーは到着時間は言わないらしい。
しかし順調。車のトラブルもなく午後3時にはムルン到着。スーパーで土産とデコレーションケーキを調達。レストランで早めの夕食兼解散式兼ダドゥの誕生日会を行う。
 
今回は全泊厳しいテント生活を覚悟していたのだが、遊牧民のゲルが借りられたことは快適で嬉しかった。
また、行程表に縛られず、湧き出る隊員の要望に臨機応変に対応してくれた。これもこの遠征に満足できた大きな理由となった。
そしてなにより、平均年齢70歳を超える遠征隊全員が体調不良や怪我などもなく無事帰国できたことを、モンゴルスタッフ全員に感謝したい。
帰路。ダルハドの大平原をひたすら走る。
ムルンのレストランに関係者が集合し解散式
 
 
 
最後に・・・
「全員タイメン1匹づつ」と謙虚な目標で出発した遠征であったが、叶わなかった。
エニセイ川上流域のこのダルハド盆地は湖沼が点在する夏の雨季による氾濫台地。ある学術調査によると温暖化の影響で地下の永久凍土層が縮小、それに伴う土壌の水分量変化によりこの地域は緩やかな乾燥化傾向にあるらしい。
実際に我々が現地で見た湖沼は、ネットで閲覧できる数年前の衛星写真と比べても、形が変わり数も減っていたことに驚く。
遠目には限りなく広がる美しい大草原。人の手は入っていない。しかし車窓にときおり現れる小石帯は、そこがつい最近まで湖底であったことが窺える。湖沼周辺にはタイメンの産卵域、幼魚の生活域となるヤナギなど灌木帯が多かったはずだがそれも乾燥化で失われている。
 
ガイドの話では、モンゴル政府もこの地域のタイメン激減を案じ、年間に発行する釣りライセンス数をかなり少なくし釣り人を制限する等タイメンの復元策を講じているらしい。今回、釣り人がほとんどいなかったのも頷ける。
ところがモンゴルでも他の地域に関してはこれ程までの減少は聞こえてこない。推測の域を出ないが、この地区のタイメンの激減は釣り人よりも地球温暖化の影響の方が大きいのではないかと思えてきた。釣りを規制してもこの地域のタイメンの減少を止めることはできそうもない。そんな思いが生まれた今回の遠征であった。     完
 

 

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