活動記録
 
 
     
 

駿河湾の太刀魚・鬼カサゴリレー釣り

 

上西 敏夫(49年卒)  

去る9月13日、昨年に引き続き静岡県清水港「公翔丸」を仕立て、太刀魚・鬼カサゴのリレー釣りを行いました。参加者、細谷さん(42年)、松永さん(44年)、馬場さん(47年)、白川さん(48年)、村上さん(48年)水野さん(50年)、櫻田さん(52年)、石川さん(62年)、上西(49年)の9名でした。松永さん、水野さん、石川さんは今回初参加です。
前日12日、清水在住の櫻田さんにご手配頂いた「ベイホテル入船館」に集合し、館主が釣ってきた新鮮な魚の刺身を食べながら小宴会を催し、明日の釣り談義に花を咲かせました。午前1時30分港に集合し2時出船、1時間半の航程で釣り場に到着しました。既に10隻以上の釣り船が到着していて、ちらほらと太刀魚が上がっていました。真っ暗な海上に船の明かりだけが灯る中、太刀魚釣り初めての松永さんを含め数名が、早々に1メートル程度の太刀魚を釣り上げました。
棚は30−40メートルと浅く、当たりがあって暫くすると魚が食い込み、強烈な引きが太刀魚釣りの醍醐味です。その後魚探には群れが濃く映るのですが、魚の食い込みが悪く、餌を取られるだけの状態が続き苦戦を強いられました。夜明けとともに棚が深くなり、夜明け過ぎには100mまで群れが潜り込み太刀魚釣りは終了となりました。去年に比べ数は出ませんでしたが、型は良かったようです。馬場さんの8匹を頭に、松永さんも4匹と大健闘でした。因みに馬場さんの釣法は、電動リールを一番遅い巻き上げにして、棚から探り上げるというものです。今回この釣法が功を奏したようです。
30分ほど移動して、鬼カサゴの釣り場に到着。水深140mから160mを流しましたが、1投目、2投目はサメの猛攻に会い大苦戦。小移動を繰り返しているうちに、ようやく鬼カサゴの顔を見ました。潮が濁っているためサメが多かったようです。10時ごろからはサメもいなくなり、船中ぼちぼち鬼カサゴが上がり始め、鬼カサゴ釣りも初めての松永さんが順調に釣り上げる中、スルメイカまで釣っていました。
釣果は全員鬼カサゴの顔を見て、サイズも1s超がかなり混じりそこそこでした。昨年もそうでしたが、今年もゆるい2枚潮でした。外道はサバ、レンコダイ、ユメカサゴ、アヤメカサゴなど多彩でした。
帰路は港まで2時間近くかかり、ちょっと遠いかなと感じました。駿河湾の太刀魚は型が良いので楽しめるのですが、鬼カサゴについては釣り場が遠いという事もあり、一考を案じる必要があるかもしれません。
静岡市出身の水野さんによれば、清水・由比地区は、興津鯛が昔から有名だそうです。興津鯛とはアマダイの事で、普通釣れるのは赤アマダイで、白アマダイが良く混じるそうです。釣り場は由比沖で、比較的近場です。来年は太刀魚→アマダイのリレーを検討してみてはどうでしょうか。
 

 

 

ページ先頭へ

 
     
       
      

 

Copyright(c) KFC・OB会. All Rights Reserved.