活動記録
 
 
     
 

        甲州ヒカゲツツジハイキング

                                   白川順一(48年卒)

 
今年の春のハイキングは当初4月3日に観桜ハイクを予定するも、東日本大震災で延期となり、改めて4月29日(土)に山梨県奈良倉山〜坪山のヒカゲツツジを見るハイキングに変更しました。

(植物図鑑からヒカゲツツジ)
…わが国の関東地方以西から四国・九州それに屋久島に分布し、山地の排水のよい岩場に生え、高さは1〜2メートルにもなり、葉は披針形で枝先に輪生状につきます。4月から5月ごろ、淡い黄緑色の花を咲かせ、やがて淡い黄色に変わります。

私は昔渓流パートで随分山に入りましたが、久しぶりに山登りがしたくなり、妻の知多(49年卒)と一緒に参加。妻はスポーツクラブに行ったりして元気一杯ですが、こちらは体力には自信がなく、平素より犬の散歩を長めにして準備した次第。

参加者 増田(40) 高山(40) 竹林(41) 守永(42) 松永(44)
      白川(48、49)
行程  上野原駅発8:30〜鶴峠(バス、標高850m)…奈良倉山
     (1,349m)…坪山(1,102m)…御岳神社(バス)〜
     上野原駅
40年ぶり山登りの筆者
ミツバツツジも満開でした
奈良倉山に向かう一行
 
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    ヒカゲツツジ 

    ミツバツツジ 

           ヤマブキ

バスの車窓からは、途中、渓流釣り師を見たり、山桜や新緑を楽しみつつ、登山口の鶴峠に1時間程で到着し、準備を整えて10時登山開始。思った以上に険しい登りが続き「想定外」。時折開花直前のカタクリも見られました。途中一休みして、広葉樹の急峻な道を登り切って11時10分奈良倉山頂に到着。近くの富士山展望台に行くが、雲が立ち込め、見えたのは裾野だけで残念。
 
奈良倉山を下り、しばらく平坦な林道をのんびりと歩きましたが、途中遠くの山の景色を、一方近くの山桜・山吹・ミツバツツジ・うまそうなタラの芽など木々も楽しめました。12時30分坪山への分岐点に到着、登山口の標識が不明確、急な登りがかなり長く感じられました。お腹はペコペコとなり、昼食は抜きかと大心配しましたが、道が少し平坦になった所で12時50分無事お握りにかぶりつけました。「早くビールを飲みたいね」と家内に口にした途端、「いつも飲んでばかりだから、ここでおいしい空気でもたっぷり味わいなさい」と厳しいご注意。
 

思った以上に険しい登り・・・
奈良倉山山頂で記念写真
 
待ちに待った昼食のひととき
 

 カタクリは開花直前

 美味しそうなタラの芽

アセビ イワカガミ(つぼみ) イワウチワ
 
急なやせ尾根を歩くこと1時間、やがて左に淡い黄色のヒカゲツツジの群生、右に濃いピンクのミツバツツジとに囲まれ、気分は実に爽快でした。14時坪山の山頂に到着し、山頂からは三頭山や奈良倉山などの景色を堪能。下山路も所々に転落防止のロープが張られかなり急でした。
下山路にも、見頃のヒカゲツツジの大群落に加え、貴重なイワカガミ、イワウチワの可憐な花も見られて目を楽しませてくれました。終点の御岳神社にやっと15時30分到着、しばしの待ちで、一日に何本もないバスに無事座れ上野原駅へ、そして八王子にて打ち上げ懇親会。万歩計22千歩、よく歩いたせいでビール・焼酎がいつもより大変美味、皆様と学生時代の思い出の釣行などに花が咲きました。
 
私の感想としては、61歳でこんなハードな山を5時間余もよく歩けて、お陰で健康に少し自信が持てました。今回のハイキングを企画していただきました、幹事の増田さん高山さんには厚くお礼申し上げます。
                                   完
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ヒカゲツツジに囲まれて・・・
14時、坪山山頂に到着
転落防止のロープを伝って無事下山
     
 

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