活動記録
 
 
     
   
 
桃色に染まる東の空、やがてオレンジ色に変り水平線から燃える朝日が昇ってくる、真っ黒だった松林の間からキラキラと光る海が見えてきて、絶え間ない波濤の音が一段と大きく聞こえる、鳥のさえずり、風に舞うかもめ、白鷺の群れる湖、それが「東北ヒラメ釣り」の宿泊地、わたり温泉・鳥の海である。
9月18日、19日、20日と三日間、宮城県亘理郡亘理町で行われた恒例の東北ヒラメ・カレイ釣り大会は過去最高の天候と釣果に恵まれ、大成功裏に終わった大会となった。お世話役の竹林、岩佐両先輩と河原君に御礼を申し上げます。
 
第一日目、9月18日(土)
昼、12時45分出港の午後のコース、私はアクセスの関係で前泊しておりましたので、朝8時前から鳥の海湖周5キロのサイクリングコースを無料の自転車で、一周し、吉田浜海岸の「鳴り砂」を体験、またそこはサーファーの集う一大拠点で、関東地方からの四駆にキャンピングカーで一杯。
11時過ぎホテルを出て徒歩で「きくしん丸」店舗前へ、KFC・OBメンバーが三々五々と集合し、お互いに挨拶を交わし、席順を引き、きくしん丸1号へ乗り込みそれぞれの道具を用意、一路、東の太平洋に出港。約1時間半掛けて釣り場へ、海上はほぼ無風、波は無く鏡の如し最高の条件。船長の合図の音ももどかしく、餌の活イワシを口掛けにして放り込む。

ヒラメ談義で盛り上がりました

いよいよ出船。期待が膨らむひと時

今年も絶好調だった矢ケ崎会長 初挑戦ながら良型ゲットの増田さん 強烈なアタリは良型のサワラでした
 
水深約35メートル、2投目、底に着いた途端にグーンと竿先が引き込まれる、グイグイと竿がしなりながらヒラメが見えてきた、船長が大きなタモ網を持って飛んできて、網の中に「ヤッター!」ボウズを逃れた安堵と歓喜の声、一匹目は45センチ昨年を越えたサイズ、船上のあちこちから歓声とため息が入り乱れる。私の席は左舷20番、最高の席と言うよりこの席に就いて竿頭になれないなら土下座せねばならない席、納竿前の水深40メートルの所では3枚連続ゲット、隣席の細谷ご兄弟に申し訳ないような時もあり、結局8枚を釣り上げ竿頭になりました。昨年の1枚の経験からクーラーを持参せず、買った発砲スチロール箱が割れる事態に。昨年以上の釣果と大きなサイズに皆さん大満足。
夜9時から宴会場にて14名で親睦会、岩佐さんから蒸しホヤの珍味と地酒の差し入れ、自己紹介の後カラオケ大会、若き血を合唱し、集合写真を撮り就寝。

第二日目、9月19日(日)大会日
今日もベタ凪。きれいな朝日でした。 全神経を竿先に集中しています。 竿先を下げて本アタリを待つ・・
胴の間ながら4枚ゲットの白川さん 巧みなアワセで絶好調の記内さん 渡邊さんも大満足の笑顔
戦闘モードに入った南さん 特製仕掛が功?を奏した河原さん エサのカタクチイワシ
 
3時30分起床、開けきらないまぶたのままに岩佐さんから朝食を受け取り港のきくしん丸7号へ乗り込む、ここから白川順一君が参加、無風波なしの暗闇の太平洋へ今日は相馬沖の陸地が大きく見える所、それに水深15メートル初めからため息交じり、釣れるのはメバルのみ、段々と深みへ移動、私が1枚も釣れない時にトモの隣にて貸し竿にて記内さんが既に2枚ゲット、オオトモの渡邉さんは1枚で調子悪し、その中で村上潤君がトモから3人目で大フィーバーし65センチ(きくしん丸ホームページ釣果速報に写真掲載)を筆頭に8枚ゲット、南、横田両先輩も大型をゲットのうわさ、前日不調の細谷壽男さんも大型と8枚をゲットの情報、本日の順位が確定する頃、私にも大型がヒット、ばらさない様に気を付けながら61センチをゲット。オオトモ渡邉さんは終了間際に3連続ゲットで一気に7枚に、皆さん大満足の内に大会は終了。
 
        準優勝の筆者

第3位の細谷さん

 ←優勝の村上さん(写真はきくしん丸の
   HPより転載)

 
成績は 

1位 村上 潤    65センチ      7位 河原 宏    51センチ
2位 野間昇司   61センチ      7位 岩佐哲也   51センチ
3位 細谷壽男   60センチ      9位 馬場 実    49センチ
4位 南 武      53センチ     10位 増田誠一   47センチ  
5位 横田洋二   52センチ     10位 記内康明   47センチ
5位 矢ケ崎隆二郎  52センチ   12位 渡邊邦明   46センチ 
外道賞 河原 宏 メバル 
申告なし  細谷(兄)、竹林英男、白川順一   (敬称略)
 
 
大会参加者15名でヒラメ合計66枚の釣果、平均4.4枚でした。
14時からレストランにて表彰式、景品の魚は不漁かセリが無い為か現金に変更。
連休の為、観光客でレストランは大混雑、来年から大会は丸々連休を組まない。翌日のカレイ釣りは不漁とヒラメ釣りが好調の為ヒラメ釣りの仕立て船に変更。

第3日目、9月20日(祭)
最終日の竿頭(5枚)の馬場さん 一日だけ参加の岩井さんも竿頭 63センチゲットの細谷(兄)さん
 
前日同様3時30分起床、4時30分出港、今日の船はカレイ釣り仕様の為、設備やバケツ等不足。多少小型船の為船足も遅い。今日も無風波なし、一日目と同方向の海へ。両舳先は細谷ご兄弟、トモは新加入の岩井君と前日までボヤキの馬場君、初めは水深30メートルから始まる、最後は40メートルまで。細谷(兄)さんは当日目標3枚でしたが、あと10分の時に弟さんからイワシを一匹貰い、投げ入れ、船中最高の63センチ(きくしん丸ホームページのTOPIXに写真掲載)をゲットされ4枚、一日だけ参加の岩井君トモに陣取り竿頭の5枚、前日3枚の馬場君も54.5センチ頭に5枚、あまりの釣果に処分を思案するほど、隣に座った白川君も順調に釣り上げていた、細谷(弟)さんは4枚。私は2枚で3日間合計14枚、思わぬ大漁に送り先を持参せず、ほとんどを我家へ。隣の矢ケ崎隆二郎会長昨年の好調から道具を新購入し参加、昨年8枚、今年7枚で減数ながらビッグサイズに多数の送付先から大満足の賛辞を頂いたとの報告。初参加の増田誠一さん借り竿ながら3枚をゲットされる。
2時から会議室を借り昼食、来年の再会と金沢八景BBQへの参加要請がありそれぞれの帰路についた。今年はボウズの方はなし、三日間無風、波穏やか、船酔い無し、幹事さんの時期の設定と今年の天候のズレが好結果を生み出したと思われる。私のように広島から飛行機で、4泊5日で参加するバカもおりますが、全国的観点からもこれほどヒラメが釣れる場所はありません、更なる新参加者に期待しております。                                     (野間昇司 記)
 
懇親会風景

カラオケ熱唱の竹林さん

河原さんのエールで「若き血」を合唱

 
 

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