活動記録
 
 
     
  宮城県亘理港ヒラメ、カレイ釣行記  
渡邉邦明(42) 記 
2年連続台風で中止になった亘理港のヒラメ、カレイ釣りは、本年は3年前に行われた6月と違って9月に同じ「きくしん丸」で予定された、しかし本年もまた台風が発生して実行が危ぶまれたが幸い台風の合間のほぼ晴天に恵まれ3日間やった人、2日間の人と様々だったが非常に楽しく夏の最後を送ることが出来た。参加は15名、インフルエンザが流行っている折心配されたがほぼ全員元気に釣りが出来た。
 
日程:
  9月13日(日)ヒラメ午後船(乗合い船)
    14日(月)ヒラメ午前船(競技会、仕立て船)
    15日(火)カレイ午前船(仕立て船)
 
13日の釣果はトップ 4枚で坊主は無かったとのこと、翌日からの釣果に期待が走る。釣組が帰って来て夜7時から全員で宴会、釣り談義、カラオケ、そして最後に懐かしき「若き血」でお開き。
就寝21:30、起床03:30、ホテル出発04:00、出船04:30、釣り場まで約1時間の行程。
 

12時過ぎに沖上り、帰って来て温泉に入り昼食を取り昼寝、夕食は18時、そして21:30に就寝の丸2日。日曜の午後は多少波があったとの事だったが後の2日は共に海は波が有っても1m、そして昼ごろはまるで池の如くベタナギであった。
 
14日ヒラメ釣り:私はヒラメは始めてである、隣の大艫の南師匠に餌のつけ方、合わせ方を教わりマア何とかなるだろうと50mの海中に憐れ生きたイワシの口に針を仕込み投入。隣の南師匠は当りがあるが食い込まないとかブツブツ言っていた。突如ガガガーンと竿先が引き込まれ「キター」、そして力強い引き、竿は満月、「ヤッター」そして巻き上げ、、、10m位は巻き上げただろうか突如手応えが消えた、、、そん馬鹿な!! 所謂バラシ、南師匠曰く「合わせが早すぎる!!言ったろう、良く食い込ませてからダッテ」、、、涙、涙、涙。初めてのヒラメと思われる魚は空しく海に消えていった。
その30分後に南師匠の竿が大きく曲がり引っ張りっこが始まった、そして本日唯一のヒラメらしい大型ヒラメ、53cmの優勝ヒラメが針をがっぷり飲み込み無事上がってきた。その直ぐ後に反対の大艫の柿原君にも上がり、私と隣の地場の名人岩佐幹事を除いてあちらこちらで上がりだした。最初のバラシが運のつきか当りさえ全くなし、若しかすると今日は坊主かなとも思い岩佐君とボヤキが出てきたが、まだ3時間あると元気付けられ空しくイワシの投入を続ける。

    「ガツ、ガツ、、、来たー」「待て、待て、我慢、我慢、糸を送って」、、、、「ガツガツ、良し!」と合わせたら今度はバッチリ、ヤット43cmのヒラメが掛かった。思わず初物に不覚にも手が震えた。私は東京湾で気楽に乗合いで鯵、サバ、カワハギ等小物を釣っているのでこのヒラメの引きは久しぶりに大物感を楽しむことが出来た。しかし南師匠はこの魚を見て「随分小さいね」だって。
 この日の結果は会長の矢ヶ崎君3枚、昨日も4枚の竿頭で昨年までの会長の山中君とは違って釣りは随分と上手いみたいであった。
 
   
15日のカレイ釣り:3年前の記憶では手の平空揚げサイズがザット40−50枚と思っていたが季節が3ヶ月遅いせいか今年のマカレイは大きかった。手の平サイズは半分以下、後は25cm以上の大きさが有り釣り味も細い竿で抜群。程々釣れた後場所を変わってマコ、アイナメ狙いに行きビール瓶クラスが何匹か釣れていた。
  
表彰式(ヒラメ):1位 南さん 53cm、2位は43cmが3人居り重さで勝負
2位 馬場さん、3位 細谷兄さん、ところが馬場さんは所要で1日早く帰ったため2位に細谷兄さん、3位に私が繰り上がることになった。外道賞は37.5cmのワカシを釣った柿原さん。珍しくスレでヒラメを釣った記内君は残念ながら該当賞なし。 この賞品、参加賞がまた絶品、、、40cmオーバーのヒラメ1−2枚と25cmクラスのカレイ15枚位有り自分の分と合わせ近所、親戚に威張って配れることになった。夜8時帰宅後カミさんと2人掛かりで硬直したヒラメを5枚に下ろし作った刺身の薄作りとビールとワインは格別の味であった。

自分の釣果を犠牲にして現地で徹底的に世話をしてくれた岩佐幹事、それから竹林幹事には本当にお世話になりました。この様なもようしは幹事が犠牲的精神で続けていかないと直ぐ終わってしまうものです、その意味でもこのお二方には紙上を借りて厚くお礼申し上げます。また来年も是非やってください、特にヒラメ釣りは面白い!!

      
優勝 南さん
第2位 細谷兄さん
第3位 渡邉さん
     

 

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