活動記録
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2009年4月11日c

福地 陽一(40年)
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  当日は、素晴らしい晴天。天候に恵まれ、参加者の顔も晴れやか。集合場所のJR高尾駅から徒歩約10分の丘陵地にある多摩森林科学園へ、軽やかに向かう。多摩森林科学園では約7haの敷地に、約1,700本の桜が植林されている。今年都心では3月下旬の桜の開花から、その後の冷え込みで満開まで約2週間かかったが、ここ多摩森林科学園では、丁度、数多くの桜が山の斜面に枝ぶり良く、青空をバックに、白やピンクの花が一重や八重、菊咲きで咲き誇り、素晴らしいパノラマを展開していた。
 
 
  その桜を見ながら早めの昼食をとる。多摩森林科学園には、桜以外にも林業用高木樹木を中心に、およそ600種、6,000本の樹木が植えられており、新緑、紅葉、冬枯れの季節を問わず、都心から比較的近いところで、多くの樹木や花を観察することができる。
 
  その後は高尾山へ向かい、ケーブルカーで日本一の急勾配(31度18分)を一気に高尾山駅へ登る。そこからは杉並木の中をタコ杉(根元がタコの足のような大杉)や種々の植生を見ながら、薬王院を通って海抜599mの山頂へ。途中階段がかなりあり、山頂に着いた頃にはややバテ気味。日頃の体力のなさを知った次第である。山頂ではやや霞がかかり、残念ながら富士山は遠望できなかったが、桜と新緑を見ながら小休止をした。帰路はリフトでのどかに清滝駅へ下る。途中、ミツバツツジの赤紫の花があちこちに咲いており、桜のピンクと芽吹いた樹木の薄緑とがマッチした素晴らしい眺望を満喫しながら下山した。

 

  清滝駅下車後は、近くの料理店にて皆で乾杯。渇いた喉を冷えたビールで潤し、料理に舌鼓を打ちながら談笑し、学生時代の思い出話に花が咲いた。
  今回のハイキングは天候と桜の見頃にも恵まれ、場所の選定やコース設定も良く、また参加者の人数もほど良く、素晴らしい一日を過ごすことができた。
  高尾山は仏ミシュランの日本旅行ガイド「グリーンガイド・ジャポン」で最高の三ツ星評価を受けたが、多摩森林科学園も三ツ星評価に値すると思う。さらに、幹事の皆さんには事前の下見、当日の気配りなど、大変ご苦労いただきました。幹事の皆さんに、参加者を代表して同じく最高の三ツ星評価を差し上げたいと思います。ありがとうございました。
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(参加者)<敬称略>
  (40年卒) 高山  山本  福地
  (41年卒) 稲垣  竹林
  (42年卒) 飯塚  伊藤  勝又  左近允  守永  渡辺(正)  
  (43年卒) 高橋(紘)
  (44年卒) 松永       総勢 13 名
( 幹 事 ) 伊藤  高山  増田(40年卒、当日は都合により不参加)

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