活動記録

 
   

 第三次モンゴル遠征隊の目的は、”超メーターのタイメン”であった。
 そして目的は、小平豊氏(39年小平俊実氏長男)の仕留めた
 115cmで実現した。

 隊員6名は、当初の目的が達成され、幸せだった。

 
 
 

モンゴルの首都ウランバートルから西方へ、
約800km、4駆2台、総勢10名の旅は
長いものだった。

温暖化の影響か、幸い、緑の名残と花々が、
そして限りなく澄んだ空と、
映える山々や草原が、
疲れた我々を限りなく慰めてくれた。

時折現れる動物たちは、草原の命を伝え、
夕闇と共に現れる、星達は、
無限の宇宙を物語る。

 

遊牧民のゲルに3泊したが、
とにかく彼らの生活には、無駄がない、
そして良く働く。特に女性は。
朝は夜明けと共に、ヤクの乳を搾り、
料理、薪集め、子供の世話。
でも笑顔に屈託が無い。
ゲルも住めば都、
一瞬鼻をついたヤク乳の匂いにもすぐに慣れ
丸い空間は心を癒す作用があると聞くが、
快適な3日間だった。

モンゴルの自然と、生活と、人情と、
彼らの逞しさに触れ、
我々が、忘れかけている原点を思い出しながら、
2週間に及ぶ遠征を終え、帰国した。

 


* 本遠征の詳しい釣行記はプロのルアー製作家、小平豊氏の下記のブログをご覧ください。

http://www8.ocn.ne.jp/~zanmai/

 

 

 釣 行 日 程

日付 活 動 宿泊
9月12日 OM502便にて成田発.13:30 17:30ウランバートル着 市内、フラワーホテル泊
13日 総勢10名(含む、通訳、ガイド、コック、ドライバー)約500km西方のチェチェルレグに向かう。 チェチェルレグ郊外
ツーリストキャンプ泊
(温泉付)
14日 食後、3時間ほどのドライヴでチョルート川畔のゲルに、2時ごろ着。
主人の案内でタイメンに挑戦。
民泊、遊牧民のゲル
(一戸のゲルに6人泊)
15日 濁りの入ったチョルートを諦め、約200km西北方のテレヒンツガーン湖着。84cmのパイクを2匹釣る。 湖畔のホロッゴ2キャンプ泊
16日 予定を変更し、朝食後イデル川に移動 ジャルガラント郊外のツーリストキャンプ泊
17日 一日、イデル川にて、メーター級タイメンを狙うも不調、岡田氏に大型のバラシあり。

18日 さらに大幅に下流部に下り、挑戦するが成果なし。昨年実績の在るポイントも何の反応もなし。なぜか?

19日 朝まずめを元気な3人が挑戦するが成果なし。その後、水量、濁り、共に好転しているはずのチョルート川に向かう。 同じ遊牧民のゲルに民泊、住めば都
20日 2班にて、好転したチョルート川でタイメンに挑戦、ポイントを変えるも成果なし。小平氏、大型のバラシあり。 民泊
21日 メーター級タイメンを求め全員必死、そして午後、終に小平氏が昨日ばらしたポイントで、110cmをし留めた。 民泊
22日 釣りは今日の半日が最後、昨日の小平ポイントなどに挑戦したが成果なし。午後、ハラホルンに向かい帰路に着く。 アナルフジト、ツーリストキャンプ泊
23日 国宝級のラマ教寺院で、次回の成功を祈りウランバートルに向け出発。夜、スタッフ達とお別れディナー。 ウランバートル、フラワーホテル泊
24日 OM502便にて10:15出発の予定が、15時間遅れ、翌日25日の1:30出発となってしまった。  
25日 午前7時成田到着 全員無事帰国。  

 

遠征隊のメンバーと釣果

メンバー

タイメン レノック パイク グレイリング
隊長 岡田 重元 (38) 57cm、32cm 40cm   30cm
隊員 細谷 壽男 (42)   48cm   30cm
隊員 細谷 正男 (壽男の兄) 60cm 60、50、45cm    
隊員 小平 豊 (俊実氏 (39)の長男) 115cm、65cm 55cm 84cm  
隊員 坂本 光彦 (41)   54cm 84cm  
隊員 木内 俊明 (坂本友人)        

 

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