活動記録
 
 
     
  東京湾キス タコリレー釣り大会  
幹事 水野 昇(50年卒)
恒例の釣魚会現役学生とOB先輩との「キス釣り大会」、昨年はキスがあまり釣れていない情況から中止としました。 
今年こそはと、キスも若干回復している様子なので実行出来るものと準備を進めて行く中で、趣向を変え、現役学生、OB、そのファミリーまで幅広く参加出来る企画はできないものかと検討していました。
 
参加者は18人、絶好のべた凪でした。 46年組は楽しく船上同期会

 
今年は東京湾にタコが異常とも言えるほど大漁との情報、イイダコはそこそこ釣れることはありましたが、マダコ、正真正銘のタコです。
今回は、急遽船のエンジン修理、天候不良などで日程調整が難しく、7月20日の釣行となり現役の皆さんはテスト週間に入ってしまい参加できず、OB18名参加での開催になりました。「キス釣り大会」の要素は残し、賞品も盛りだくさん用意できました。
 

最初はキス釣り、サイズはマズマズ これも、まあまあ、今年のアベレージ

 
さて釣り宿は今までの船宿からおなじ多摩川から東京湾に出る「ミナミ釣り船」さんに変更、朝9時とゆっくり出船し、4時頃まで竿を出し、そのあと5時頃から表彰式と慰労会、今回温泉はありません。
お世話になる「ミナミ釣り船」、京急の雑色駅から徒歩10分、釣り道具、針、錘、仕掛け一式全て無料です、「手ぶらで行ける」が宿のうりです。
 

殆んどがタコ初体験、船長がタコ釣り教室開催 小ぶりながらも、嬉しい船中初マダコ

 
今回は大会の趣旨を理解していただき「 東京湾キス・タコリレー釣り」としました。
ミナミ船長の面白おかしいタコ釣り教室を船上で行い、いざ出船、多摩川を下り、さらに拡大工事中の羽田空港を横に見て、キスのポイントに、毎年おなじみのアクアラインのそばで第1投、OB諸先輩いっせいにキスを釣り上げ流石安定感ありで10〜15匹ほど釣り上げた頃、ポイントを移動しいよいよお楽しみのタコ釣りです。
 

こんなところでも・・・ 老練オールラウンド釣り師、タコも得意でした。
 
シブ糸を素手で、テンヤには小さめのワタリガニを巻き付け、エサにして底に着いたら3〜5cmほど小突いて誘います。
タコが乗ったかどうかがなかなか難しいようですが、ずしっと重く感じます。少し場所を移動しアクアライン橋脚の根元めがけてテンヤをいれます。少しずつ慣れてきたのかタコの顔があちらこちら。
 
放置仕掛けに、船長もオドロキのタコ一荷! 大股広げて、ハイポーズ
 
さらに君津沖まで移動して工場の桟橋に寄せて、テンヤを上下、このポイントではかなりの大型タコが何杯か上がりました。最大2.5キロでした。
1つのテンヤに2匹掛けたり、船べりに貼り付いたタコと格闘していたり、船上で這い回るタコに手こずったり、タコ釣りの楽しさと面白さを感じてか、おおきな笑い声が飛び交っておりました。
帰り近くには横浜方面に移動して、大会とばかり大型キスを期待して、テンヤから竿に持ち変えての再度キス釣りになりました。
 
怪人タコ男参上 出ました!驚愕の2キロ超え
 
4時ごろに沖上がり、船宿近くの中華屋さんでキス釣り大会の表彰式と、ミニ宴会を行いタコをおみやげに楽しい一日でした。
キスの大物賞は岩井さん(46年卒)、大型2匹を揃えて見事にです。2位神谷さん(50年卒)、3位渡辺さん(46年卒)でした。ちなみにタコは井さん(H6年卒)がタコ初挑戦で見事に7杯あげました。
 
 私が現役の学生のころ、多摩川には投げの練習で通い、その多摩川は工場廃水や生活廃水で汚れ泡立ち、奇形なサカナたちをうんでいました。
今、多摩川は自然が豊かで鮎が戻り上流では友釣りができ、タナゴもニホンメダカも再生するまでに回復しました。
一方で東京湾は岸壁からイナダが釣れたり40cmをこえる鯵が入れ食いだったり、ヒョウモンダコ、ソウシハギ、エラブウミヘビなど危険生物まで見かけるようになりました。
優勝スピーチ、短くと言ったのに終わりません。

KFC「釣魚会」として最も身近な東京湾、釣りを通して環境変化のバロメーターとして見守り続けていきましょう。
さあ来年はマゴチ、カワハギ、タチウオ、シーバスも面白いかも、気楽に楽しめる「KFC夏の大会」に皆さんからのご意見をいただきたいと思います。

     
 

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