活動記録
 
 
     
  南房総 旬のイサキ釣り  
井上健次(60年卒)
 
去る6月3日(土)に恒例の題記釣行が行われました。
お世話になったのは、今回も南房総乙浜港の「恵津丸」さんです。
前日は強風が吹き荒れ、海もシケで船が出せなかったとのことです。幸いこの日は風も穏やかになり、波もかなり収まっていました。
今回の参加者は私を含めて13人で、大先輩の皆様から初参加の私に歓迎の声をかけていただきました。乗るのは午後船で12:30出船しました。
船宿の中乗りさんの情報によると、この日の午前船は上限(50匹)の人が何人かいて、中乗りさんも仕事の合間、合間に釣って上限まで行ってしまったとのことです。シケの前の日も上限の人がいたという話でしたので、私を含め皆頭の中ではクーラーボックスがすでにイサキで一杯だったと思います。
 
 
さて、10分程度で最初のポイントに着きいよいよ開始。私も教わったリールのメーターのずれのチェックを最初に行った後に、コマセを出し、アタリを待つ。午前船の状況からすれば、すぐにアタリが来てもおかしくないはずだがアタリは来ない。何回かコマセを入れ直して投入してもアタリがこない。回りを見てもまだ釣れている気配はない。すかさず船長が場所を変える。午前中のイサキはどこへ行ってしまったのか?
ポイントを変えると周りでポツポツアタリが出始めた。しばらくしてようやく私にも最初のアタリがきた。
”クッ、クッ、クン”と結構明確なアタリだ。そこからゆっくり巻いて2点掛けを狙う。これは今回イサキを釣るのが初めての筆者に諸先輩方が教えてくれた技の一つだ。結果は1匹しかついてなかったが、記念すべき初イサキをゲットした。
シケが収まって穏やかになったとはいえ、序盤はまだ2mほどのうねりがあり何名かは船酔いで苦しまれていました。
 
 
初めの2時間は入れ食いではないものの、結構皆さん釣れていました。特に右舷側が全体的によかったようです。私は左舷のトモで釣らせてもらい、この時点で6匹。まずはお土産クリアーです。
その後はアタリが遠のき船長も頻繁にポイントを変え、徐々に浅いポイントに移動。すると、イサキに混ざりメジナが釣れ始めました。上がってくるのは皆結構いい型のメジナでしたのでイサキ以上に強い引きを楽しませてくれました。
 
      

 
5時に船長から納竿のアナウンス。後半はイサキはあまり釣れませんでしたが、一日中風もほとんどなくよく晴れ渡り、波も徐々に収まるかなり好条件の中で十分イサキ釣りを満喫できました。
さて肝心の釣果ですが、竿頭は鎌田さんで22匹。残念ながら沖に出る前の頭の中のクーラーボックスのイメージ通りという訳にはいきませんでしたが、皆さんそれぞれに満足されていたようです。
私はというとイサキ10匹とメジナ3匹で、”十分なおかず”をゲットできました。とりあえず、当日はエラとワタを取る下処理のみして、翌日、まずは定番の刺身と塩焼きで舌鼓を打ちました。
やっぱり自分で釣ってきた魚はうまかった!

 

 

     
 

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